数年前ですが、京都の人気のお寺「鈴虫寺」に行ったときに和尚さんから説法を聞きました。
その説法が面白く、ためになる話をしてもらえます。
しかも幸福地蔵様が安置されていて、お願いごとが叶う確率が高くリピーターも多くいるみたいです。
私も「幸福御守」と書かれている黄色いお守りを持ってます。

看脚下
文字通り「足元を見なさい」ですが「靴を揃えて脱ぎなさい」と言う意味も込められています。
日常は特別なことではなく何気ないことの積み重ねです。
この何気ないことを一つ一つ丁寧に出来ることが大切です。
偉そうなことを語るより、理屈をこねまわすより
自分の脱いだ靴や人の脱いだ靴を揃えることが
できる方の方がはるかに大人物です。
日常の何気ないことを丁寧に行うことが人生を丁寧に生きることにつながるのです。
当時は ふーん。と思うくらいだったのですが、何気なくこの時にメモしてたのを見直してから、意識して足元を揃えるように気を付けています。
釈迦の言葉でも「教えは足元にあり」という言葉があります。
足元から心を揃えてみる。
揃えるという簡単なことを毎日続ける。
「当たり前のことが当たり前にできる」ことの大切さ。
ちなみに海外では玄関という概念がなく、家に入る時に靴を脱ぐ習慣がありません。
ドイツでは、人前で靴を脱ぐのはマナー違反らしい。
玄関は家の印象を大きく左右するもの。
日本の文化を大切に靴を丁寧に揃えておきたいですね。
脱いだ靴は自分の後ろ姿。
今日から簡単に出来ること。
日常は貴重な宝です^^
揃えるの漢字にも注目!
『手』を『前』に出すことが『揃える』。
足でちょいちょいと揃えるのはダメってことですね。笑
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