「一緒に働きたくない奴」とは私の事です。

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起業する前に社員として働いていた会社では、
仕事で結果も出して、売上もナンバーワン。

うらやましいくらいの実績があるのに、人間性に欠陥があるように思われていた私です。
社内の別チームのスタッフに「人を物のように扱う」と言われたことすらあります。
一緒に仕事もしたことない人ですが、そう見えていたのでしょう。

すごい悩んだ時期もありました。

同じチームでずっと働いてくれていたスタッフは、私のことを理解してくれている人ばかりだった印象です。

傍から見ると「一緒に働きたくない奴」です。

「冷たい」「ドライ」とも言われたこともあるので、そういう一面は反省し、
今はなるべく明るく話すよう気を付けています。

ですが、コミュニケーションは苦手で内向的。

仕事で商談など取引先の人と話すときはスイッチが入るので、
小一時間だけオーバーなリアクションで、めちゃくちゃ明るくできますが、
勤務中の8時間がこの状態だと精神壊れてしまいます。笑
そのため、今でも商談も1日1件が限界。

同僚とはそこまで仲良くもないし、
仕事で大事なのは仲良くなることなんて一切思っていません。

良い距離感で、緊張感がある雰囲気、そして慣れ合いがないように。

今はそんなことはないんですけどね。

社会人として、統括として、運営をまかされていた一社員として
必要なことは「シンプルに結果を出すこと」だと。

すぐに仲良くなって慕われていく人がうらやましく感じてもいましたが、
自分ではその強みは発揮できないので自分のできることを徹底してた感じです。

自分の苦手なことを頑張ってするより、真剣に仕事と向き合って結果を出すことを選んだわけです。

休日まで仕事仲間と遊んだり、仕事は仲良くしてなんぼと思っているのは、結果を出せないことを言い訳にしていると思ってたんですよね。

こういう考え方なので冷たく思われていたんだろうなと。

一緒に仕事をしていた同じチームの部下が退職することになって、
送別会の帰りのタクシーが一緒で、これで本当に最後の別れのタイミングの時に
「あの会社であなたと一緒のチームになって仕事をしているときが一番充実していました。ありがとうございました!」
と言われたことがあって、そう思ってくれる人もいたんだ・・・と、今でも鮮明に覚えている嬉しい思い出です。

そして自分で起業をしたときに、その彼とまた一緒に仕事がしたいと思っていました。

私の中では、彼はムードメーカーで同じ空間に居ると明るくなるような人柄。
私にないものを持っています。

一緒に働けば明るく良い雰囲気の社内になるだろうと、
会社も安定して、心配かけることもないくらいに成長したタイミングで誘いました。

OKをもらい、今は一緒に仕事をしています。

そして、
コロナ禍以前の忘年会で酔っ払いながら、送別会後のタクシーのエピソードを語ったんですが、
彼は全く覚えていませんでした。笑

どう思われていようが、仕事をする上で正解なんてない。

自分が出来る最適解を意識して、これからも仕事に取り組んでいきたいですね。

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