社是は「ペンギンのくちばし」

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ペンギンに歯がありませんが、それでも魚を取ることができます。
なぜでしょうか。
くちばしの中の毛が、みんな内側を向いて生え揃っているからだそうです。
毛の一本一本の力は弱くても、すべての毛が同じ向きになって集まれば力は強くなり、魚はくわえられたら最後、もがいて逃げることはできません。
会社において、くちばしの毛の方向にあたるのが経営理念です。
社員みんなが同じ方向、つまり共通の基本的な理念を共有し、目指していきたい。
ひとりひとりの力は小さくても、みんなで集まって同じ方向に向くことで、大きな力になります。

塚越寛著「いい会社をつくりましょう」より

すごい良い例え方ですよね。

この本を読んで感動しました。

うちの企業理念は
『全従業員の物心両面の幸福を追求する』
ですが、社是というものは考えたことがなかったです。

そもそも社是(しゃぜ)の意味も読み方すらわからなかったです。

会社や結社の経営上の方針・主張。
また、それを表す言葉。

「社是」は会社が正しいとする方針で、
「社訓」は社員が正しいとする方針。

みんなが同じ方向を向いて、目指すものを共有することの大切さ。

私は「良い会社ですね」と言われるような会社にしたいです。
会社は誰のためにあるのかについて改めて考えさせられました。

是非、全ての経営者の方に読んで頂きたい本です。

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